昨晩寝ていたらいきなり「ガスが漏れていませんか?」という
女の人の声とものすごいサイレンに飛び起こされた。時計を見ると夜の1時過ぎ。
何事かと見渡すと、どうやら台所の天井に取り付けられているガス警報器
が作動しているようだ。くんくんと臭いを嗅いでもガスの臭いはしないのだが、
とにかくこの大音響を止めなければと、換気扇をつけ、ガスの元栓を閉めた。
が、一向におさまる気配がない。しまいには、ドアホンの警報まで鳴り出し、
近所迷惑この上ない状態に陥ってしまった。


落ち着け〜おちつけ〜と必死に自分に言い聞かせ、次にしたのは警報器の取り扱い
説明書を読むこと。「警報器が作動したら」という項目を見てみると、
どうやら空気が清浄になったら自然と消える仕組みになっているらしい。
換気扇つけて窓も開けてるのにこれじゃあ、やはり何かおかしい。
某温泉施設の爆発事故が頭をよぎり、まさか天然ガスが漏れてるのか???
と怖くなり、ガス会社に電話した。


警報を聞きつけたマンションの管理人さんと、ガス会社のお兄ちゃん
2人が到着したのがその10分後。散らかった部屋も、もう見られても
ええわ・・・と腹をくくり、お風呂、トイレ、ベランダなどをガス検知器
で調べてもらうも異常なし。どうやら警報器の誤作動らしい。
新しいのに取り替えてもらい、お兄ちゃんが帰ったのが2時過ぎ。
なんだよ、明日から仕事なのにとほほほ・・・おかげで今日一日ずっと眠かった。


しかし、すごいなあ。電話して10分で出動して来るんだよ。
世の中のニーズにすぐに応えてくれる、眠らない国日本を
肌で感じた夜でした。