架空請求のハガキがきたお

郵便ポストを開けてみたら、「民事訴訟裁判告知」
というハガキが届いていた。差出人は財団法人東京第一
財務局管理部。どうやら私に対して契約不履行に基づく
裁判を起こしたやつがいて、裁判取り下げ期日(今日の
日付になっている)までに差出人に連絡をしなければ
私の財産が差し押さえられてしまうらしい。


ここで、普通の生活を営み、きちんと最近の社会情勢を
知っている人であるならば、「お〜これがちまたで有名な
あれか」とすぐにわかるのだが、電気代やらカード代やら
しょっちゅう滞納し、「もーおたく電気止めまっせ」という
文書を少なからずもらったことのある私は、「えっ、えっ、
まじ!?私なんか払ってなかったっけ??やばいーどうしよ!!」
と真剣にうろたえてしまった。


まあまあ、よくよく考えたらまずこんな類のものをハガキで
送らないし、財務局って官公署っぽい施設が財団法人っていうのも
へんだし、住所が東京都港区のくせに消印が多摩だし、やっぱり
これは偽者だ、そうであるに違いない!とエレベーターの中で
考え直し、でもとりあえずこのハガキに記載されている電話に
かけてみようと184を頭につけて電話してみたら、案の定
ツーツーとつながらなかった。


ネットで検索したら、架空請求で有名なハガキらしくほっと
胸をなでおろした次第であります。滋賀県のホームページには
注意喚起するサイトまであったよ。
http://www.pref.shiga.jp/c/shohi/taisaku/kaku_data/2007/t20070602.html
えらいね滋賀県


でもね〜率直に言ってこれ、なんか滞納してたり借金してる人が
みたらひっかかるよ。だって私も非通知使ったとはいえ思わず電話したもん。
これが非通知なんて考えも及ばない人だったら即電話番号がばれてへんな
事態になるんだろうなあ。


しかしどっからこういう個人情報って漏れてるんだろうね。
こわいこわいしゃかいになったもんだー