妹が京都を離れることになり、明日引越しなので手伝いに行く。母親も実家からわざわざ掃除をしに上洛し、昼寝をする妹を尻目にせこせこ働いていた。私はといえば妹から譲り受けるものを整理し、ひたすらそれを運んでは自分の棚にしまうという作業をしていた(もちろん野球を見ながら)。ベッドやらコンポやら、久し振りに一人暮らしっぽいアイテムを手に入れ、設置してみたら今までより3倍ぐらい一人暮らしっぽい部屋らしくなった。ふむ、やっぱり万年床は部屋をだらしなく見せるなと改めて納得。
妹とは一時期一緒に住んでいたが、なんせ性格が違いながらも似すぎるところがあるので馬が合わず、結局は一つ隣の通にお互い住むという奇妙な生活をしていた。週1回会うか会わないかというちょうどいい距離をとり、節目節目に二人で飲みに行ったりご飯を作って食べていたりしていた。テレビをみていて笑うツボが一緒だったり、結構赤裸々な話をお互い平気でするところから、昔に比べてだいぶ5歳という年の差とか家族とかそういうのを認識せずに付き合えるようになったなあと感じていただけに、妹が離れてしまうのがすんごい寂しかったりして、こんな感情を抱くのが結構意外だった。