結婚式@軽井沢

快晴の中、森の小さな教会で挙式。建物は教会にしては珍しく木造で、中は森のひんやりとした冷気に包まれていた。新婦入場ですでに涙腺がゆるむ。友達はとってもきれいで、とっても幸せそう。小学校から知ってるものだから、その頃からの思い出が駆け巡って感慨もひとしおだった。
午後からいよいよ披露宴開始。場所はホテルの中にあるフレンチレストランで、とってもこじんまりとした雰囲気。メッセージカードや彼女の愛犬のぬいぐるみなどどれをとっても手作り感に溢れていて、ホテルの形式的な儀式とは一味違う、友人夫婦の温かいおもてなしが感じられる会場だった。
いつスピーチをするのか聞かされていなかったために緊張しっぱなしで、料理の前菜が全くのどを通らず。ひたすらビールを飲んで気分を盛り上げる。そしてフォアグラが登場したところでいよいよスピーチに呼ばれる。メモっぽいことは用意していたけど、その時の気分にまかせようと頭真っ白の状態でスピーチ開始。幸い席が新婦のすぐそばだったため、本人の方を向き、語りかけるようにしゃべる。友人は涙を浮かべながら聞いてくれてしゃべりながら胸が詰まりそうになる。友人以外の人も楽しめるようにと笑えるエピソードを盛り込んだのだけれど、ちゃんとみんなが笑ってくれたのでほっとする。
スピーチを終えて重圧から解放されてからはひたすら宴を楽しみ、料理を楽しむ。新郎側の
余興で、氣志團結婚闘魂行進曲「マブダチ」が披露される。これめちゃめちゃいい歌ですね〜。自分の結婚式の時にぜひ歌って欲しいなと思った。
そしてお待ちかねの新婦による両親へのメッセージ。涙をこらえ必死に読む友人の姿と、崩れるように泣いている友人のお母さんの姿にもう涙が止まらず。友人は末っ子で、これでみんな嫁いでいってしまったから、喜びも寂しさもひとしおなのだろうな。
友人と新郎と、両家の家族に挨拶をして、帰路につく。今までで一番いい結婚式だったなあと思いながら、結婚したいのか結婚式がしたいのかよくわからないけどとりあえず結婚願望だけは50倍ぐらいに膨れ上がったのを感じながら、電車に揺られて京都に戻る。23時20分着。