ということで、新幹線で名古屋へ向かい、サイドビュー信濃しなの鉄道を乗り継ぎ軽井沢へ。結婚式に出席する新婦の友人の中で私が一番付き合いが長いため、友人代表としてスピーチを頼まれていたけれど、今の今まであえてしゃべる内容を考えていなかった。道中、さすがに準備しなければとノートと鉛筆を取り出すも、感慨深さにすでに涙が止まらず。
だんだん山奥深く進む電車に乗っていたのは、時間的なものもあるかもしれないけどほとんどが高校生。普段見かける都会のすれた高校生とは違い、どことなくおぼこい感じがしてほのぼのとした気分になる。しなの鉄道のドアが閉まるときの音楽は東京のJRのそれと全く同じで(中央線のかな?)、これはある意味都会に出た時に少しでも戸惑わないようにという鉄道側の配慮なのかしらとぼんやり思う。しかもね、山手線と同じように電車にテレビがついてるんですよ〜。ちゃんとした液晶のモニターでした。京阪のテレビカーも少しは見習ってくれ…(まああれはあれでいい味だしてるんだけど)。
20時半ホテル着。同じ部屋に泊まることになった、小学校卒業以来会っていない同じ部活に所属していた子と再会する。おぼろげながらにしか当時の顔は覚えていなかったけど、実際に顔を見たら不思議と当時のことを思い出して、お互い「なつかしい〜〜〜!!!」と盛り上がる。話は弾み、なんと仕事が同業だということも判明したものだからさらにテンションが上がる。15年以上会っていなかったのに、こうしてまためぐり逢うのはなかなか不思議な縁だな〜としみじみ。そして、これは予想していたけどやっぱり「小学校の時から変わってないよね〜」と言われる。
スピーチのことを考えて緊張して眠れないんじゃないかと思ったけど、体が疲れていたせいか、すぐに眠りに落ちてしまった。