朝8時40分出発。空は雲ひとつなく快晴。日焼け止めをこれでもかというほど全身に塗りたくりいざ出発!
琵琶湖大橋を渡って守山市へ。そしてひたすらランチを予約している近江八幡市内へ走らせる。10時半着。
近江八幡滋賀県の中でもいちにを争うぐらい好きな地域だ。干拓地域の田んぼがとにかく規模が大きくて、普段生活していては見ることがないザ・米どころっぷりに圧倒されてしまう。ちょうどGWということもあって、家族総出で田植えをしているシーンをいたるところで見かけた。腰が曲がったお年寄りが暑い中さらに背中を丸めて苗を植えている姿に、改めてお米が食べられることへの感謝の気持ちが沸き起こる。普段白米ばかりの生活ですから、なおさらに、ね。田んぼのあぜ道を散歩していて子供の頃によくいじって遊んだ雑草やら虫やらを発見し、急にノスタルジックな気持ちになる。なずななんて何年ぶりに見ただろう。そこら中に生えてるはずなのにねえ。
近江八幡を琵琶湖沿いに少し入ると、湖岸に面したカフェに遭遇(写真参照)。店内は混んでいてせわしなかったけど、平日にゆっくりコーヒーを飲みながら本を読むには最高の場所だと思う。「開店時間11:00〜日没」という表示にとっても好感を覚える。年休とっていってやる〜!
③カフェを出て、近江八幡の水郷やヨシ群生を見学した後ひたすら北へ。道自体は平坦で走りやすいがじりじり太陽が肌を焼いて非常に熱い。彦根市内に入ってから急に体力の衰えを感じて、宿泊地である長浜市までひたすら無言でペダルを漕ぐ。途中休憩にと止まったローソンでなんと同じくチャリダールックの職場の人とばったり遭遇。彼はなんと一日で琵琶湖一周をするということで二度びっくり。私よりたいぶ年上なんだが…バイタリティーに脱帽。
④途中鴨と魚釣りの少年がたくさん集まる場所に出る。たくさんのつがいの鴨がいるが、そのうちの一組が交尾を始めた。すると意味がわかっているのかいまいのか、少年が一斉に石をぶつける。びっくりして逃げ惑うつがいの鴨の背中に哀愁を感じた。
⑤17時半長浜着。彦根市内の琵琶湖沿いを走っている時に霞んで見える宿泊先のホテルがどんどん近づいていく様が唯一の希望であったが、完全に目の前に姿を現すまでがなんと長かったことか…。即風呂に入りマッサージ。ああああし・ふ・く・の・ひ・と・と・き
⑥さっぱりしたあと、洋食のお店へ。迷子になり、地元の人に道を聞いてやっとのことでたどり着く。一口目のビールのうまいことうまいこと…。23時前には就寝。