「バーシャ!踊る夕陽のビッグボス」@滋賀会館5Fシネマホール

「ムトゥ踊るマハラジャ」と同じ年に制作されるも日本公開の日の目を見なかった、伝説のインド映画である。主演はもちろんインドのSUPER STAR、ラジニカーント様!これはリハビリにはもってこいの作品だ〜ということで滋賀会館デビューを果たした。
こんないい天気で連休で、しかも場所が大津なのにラジニ映画を見るやつは相当暇かマニアに違いないと踏んでいたのだが、会場に着いたらそこはまさにインドフリーク、ラジニフリークの巣窟であった。「大阪発・ラジニネットワーク*1」なんて団体さんまで来てるんですよ、それだけでアドレナリン倍増なのだ。
少し前に「カンフーハッスル」を見に行ったのだが、その時は会場の雰囲気が冷たく、私の笑いのツボを刺激するシーンでも周りがクスリとも言わないものだから非常に居心地が悪かった。しかし今回は違う。会場全体が「今日は思いっきり楽しみ、笑いに来ました!」と主張しているのだ!!現に、通常の映画館ではまず見られない光景がそこでは繰り広げられた。拍手喝采、手拍子、黄色タオルぶんぶん振り回し、仕舞にはバーシャコールだ。ここまで来るともう感動である。あ〜なんてハイレベルな観客たちなのだ!!
内容についてはid:irota氏の記述どおりである。とにかく長い。そして「カンフーハッスル」とは別の意味で「ありえね〜」展開を見せる。「あっははははは〜あ〜げほげほげほ〜っ」と何回発しただろうか・・・。
果たしてインド人は日本人と同じく、あの突拍子も無い展開が笑いのツボとなるのであろうか・・・と疑問を抱きつつ、笑い過ぎ、咳し過ぎですっかり消耗した体を引きずるように家路についた。
結論:ラジニ映画は決して病み上がりに見てはならない。