朝からなぜか咳がよく出た。私は花粉症で、この季節になると鼻水と共に咳がよく出る体質なのでそのせいかと思っていたが、どうも痰の味が風邪を引いたときのに似ているのだ。う〜ん??と思いながら仕事をしていたが、徐々に気だるさが体を襲う。そして夕食をとりながらお酒を飲む頃にはもう疑いもなく風邪だなと確信できるような悪寒が全身にまとわりついていた。よりによってこの夜は風が強くて、そのせいで倍増する悪寒と関節の痛みに辟易しながら家路を急いだ。
熱を測ったら微熱程度しかなかったが、間違いなく熱が上るだろうなと予感しながら床につく。しかし息苦しさ、関節の痛みと咳で全く寝付けず。軽い睡眠を何度も繰り返し、短い夢を何本も見た。